急な雨漏りで焦って粗悪な業者に依頼してしまうと、再発してしまったときに費用が2倍3倍とかかってしまう可能性があります。
そのため、雨漏りの修理を頼む業者選びはとても大切です。
今回は、業者選びを失敗しないためにも正しく選ぶための3つのポイントをご紹介します。
□業者選びを失敗しないためのポイント
業者選びに大切なポイントは次の3つです。
*原因特定に力をいれているか
雨漏りは見えないところから発生する場合がほとんどなので、その原因を特定する作業を怠り、見当違いの工事を行う業者が存在していることが現状です。
目視だけでの確認作業では原因を解明できることは少なく、そればかりか複数の原因箇所が存在していることを見落としてしまうこともしばしばあります。
そのため、原因特定のために目視検査だけでなく、散水試験という水を流して確認してみる試験を行っている業者もあります。
その他にも、赤外線利用、探知器検査、発光剤使用検査といた調査方法もあります。
調査無料をうたっている業者の場合、目視確認のみしか行われないケースが多く再発の可能性が高いのです。
*工事内容の説明が明確か
検査する人と実際に施工する人が異なる場合に、両者でのコミュニケーションが不足しているせいで、調査の内容が正確に伝わっていないことがあり、雨漏りを再発させてしまうということもあります。
雨漏り修理に一番大切なことは、検査の時点で9割以上の正確さを保証し、原因を解明できていることです。
原因をきちんと特定していれば、どこが危険でどのような修理が必要だからこの費用が発生するという工事内容に対しても明確な答えを示してくれるはずです。
雨漏り修理は、原因によって使用する材料や足場を組む必要性が変わってくるため、料金が大きく変化します。
見積もりに「一式」という表記ではその内訳があいまいであり、原因が特定できていない可能性があります。
また、しっかりとした工事であるか不安を抱えてしまうかもしれません。
そのため、詳細を説明してくれる業者がおすすめです。
*地域に密着している業者か
地域に密着しているかどうかというのは、ご近所への対応やアフターサービスの質に関わってきます。
地域密着の場合は、地域住民の評判や信頼が業務に大きく影響するため、近隣の住民への配慮が手厚かったり、万が一の際は素早く対応してくれたりします。
□最後に
雨漏りを放置しておくことは、建物の痛みや害虫の発生などの二次災害に繋がってしまいます。
しかし、焦って業者を選んでしまうと再修理が必要で余計な費用が発生しかねません。
信頼できる業者であるポイントを押さえて、一刻も早く快適な生活を取り戻しましょう。