「外壁がどの状態になったら塗装するべき？」
「外壁塗装をしたいけど、どの時期がベストなの？」
相模原市周辺でこのように思っていらっしゃる方はいませんか。
この記事では住宅の外壁塗装における最適な時期をご紹介します。
□こんな状態になったら外壁を塗りかえましょう
築年数が10年以上の建物や、最後に外壁塗装をしたのが10年以上前である方は、そろそろ外壁塗装をする必要があるかもしれません。
しかし、なぜ10年が目途なのでしょうか。
これは、多くの住宅の塗装に使われているシリコン系塗料の耐用年数が約10年であるためです。
また、シリコン系塗料よりも耐用年数の短いアクリル系塗料、ウレタン系塗料が外壁に使われている住宅では5年ほどで塗装のサインが出ている可能性もあります。
シリコン系塗料より寿命の長いフッ素系塗料を使っているかたでも、その寿命は10～15年と言われており、10年単位で点検した方がよさそうですね。
外壁塗装のサインを見逃さないために、外壁面の劣化症状をきちんと見直しましょう。
外壁の見直し方には、業者による現地調査と、自分でチェックする方法との2つあります。
業者に確認してもらった方が確実ですが、ご都合によってセルフチェックされる方は以下の点を参考にしてみてください。
・外壁を触ったら白い粉がつく
・外壁が剥がれることがある
・外壁の塗膜が膨れている
・ひび割れしている
・壁の継ぎ目やサッシ周りに亀裂が入っている、または剥がれてきた
・コケやカビが大量に繁殖している
・ブリード現象（可塑剤が表面へ溶け出して塗料が変化すること）が起きている
・サビが発生している
上記のことに1つでも該当した建物は外壁塗装を行うことをおすすめします。
外壁塗装が必要な症状が出てきたら、迷わずメンテナンスすることが、建物を長持ちさせる秘訣です。
□外壁塗装をするのに最適な季節はいつなの？
外壁塗装ができる環境の条件は、「気温が5度以上、かつ湿度が80パーセント以下」と言われています。
そのため真冬日や雨の日は施工できません。
それ以外は基本的には年中工事できますが、それぞれの季節によってメリットとデメリットが異なります。
それでは実際に、季節ごとに見ていきましょう。
春は湿度が低いことから塗料が乾きやすいため、工事自体はとても行いやすいです。
しかし、4月から5月にかけて不安定な天気が続く可能性が高く、工期が延長されてしまうことがあります。
次は夏です。
7月後半～8月にかけては気温が高く作業しやすいですが、梅雨の時期はあまりおすすめしません。
雨の日は工事ができないため、工期がかなり伸びてしまう危険性があります。
しかし、最近の塗料は雨さえ降っていなければ、多少天候が優れなくても作業できることが多いです。
そして、工事中は窓に養生シートが貼られるため、どれだけ気温が高くても窓は開けられません。
これは夏全体を通して言えることなので注意しましょう。
秋は空気が乾燥しているため施工しやすいと言われています。
また、気候も穏やかであるため工期が伸びる可能性が低いです。
その一方で、工事が台風シーズンに直撃すると話が変わります。
台風中に外壁が荒れて余計な塗装が増えることもあるため、秋が確実に安心とは言い切れないでしょう。
冬のメリットは空気が乾燥していて塗料の定着が良いことです。
しかし、冬は日照時間が短いため、他の季節と比較すると、どうしても1日の作業時間が短くなりがちです。
また、「冬は毎日真冬日になる」という地域は、まったく塗装できないでしょう。
□外壁塗装にお得なタイミングってあるの？
外壁塗装には、普段より料金を少なく抑えられる時期があります。
それは「リフォームや屋根塗装といった、他の修繕をしている」時期です。
それらの工事と同じタイミングで外壁塗装をすると、かなり費用を抑えられます。
いったいなぜでしょうか。
理由は2つあって、1つ目は足場費用がかからないためです。
例えば、屋根補修と外壁塗装を別々に行うと足場の仮設と解体をそれぞれ２回することになり、費用も倍かかります。
その一方で、同時に工事すると足場の組み立ては1回で済み、費用も1回分しかかかりません。
一般的な住宅工事の1回の足場費用は約20万円ですから、だいぶお得になりますよね。
また、太陽光パネルを設置しようと考えている方は、同時に外壁塗装を行うことをおすすめします。
パネルを設置した後に塗装をすると、パネルを外して、塗装をし、また取り付けるといった作業に料金が発生します。
このような無駄な作業と費用を防ぐために、太陽光パネルと外壁塗装は同時に行った方が良いでしょう。
□まとめ
今回の記事ではさまざまな観点から、外壁塗装のベストな時期を紹介しました。
さらに、それぞれのご家庭の予定なども考慮して、最適な工事の時期を見つけましょう。
当社は地元相模原市に密着した外壁塗装専門業者です。
このあたりの気候など、何か気になる点、疑問点ありましたらお気軽にご相談してください。
