外壁

実は効率的?外壁塗装と屋根塗装を同時にするメリットと注意点

外壁と屋根、この二つには次のような共通点があります。
それは建物本体を雨風、直射日光から保護して、家の劣化を遅らせる役割を担っていることです。
建物本体の代わりにダメージを受けているわけなので当然外壁、屋根の劣化は進みます。
この外壁、屋根の劣化は雨漏りや内部の金属の腐食につながり、建物本体を保護する機能が弱くなります。
そうならないために、なるべく早く業者に依頼するなどして対応することが求められますが、実はこの外壁と屋根の塗装は両方同時に行なったほうが効率的なことがあるのです。
この記事では、外壁塗装、屋根塗装を同時にすることのメリットや注意点についてご紹介します。

□外壁塗装と屋根塗装同時に行うことのメリット

まず、一番大きなメリットは足場代を節約できることです。
外壁も屋根も高いところを塗装するためには安全のためにもしっかりとした足場が必要です。
この足場は家の大きさにもよりますが数万円はかかってしまいます。
工事を2回に分けるとその分足場代が2倍かかってしまうのです。
また、その他にも業者との話し合いの回数も少なくて済むことや、ご近所への迷惑などを考えると、1回で終わらせてしまったほうがメリットがあります。

□外壁塗装と屋根塗装同時に行うことの注意点

工事期間は当然ながら外壁塗装、屋根塗装の両方を行うのでどちらか単体の工事期間よりも長くかかります。
しかし、もし別々に2回塗装するなら、1回にまとめた方がトータルの時間だと短く済みます。
1回当たりの工事期間を短くしたいのかどうか考えましょう。

また業者選びにはより気を付けなくてはいけなくなります。
もし、悪徳業者だった場合は外壁も屋根も手抜き工事をされたり、料金が高くなったりします。
悪徳業者の見分け方としては、料金が相場から離れすぎていること、口コミなども参考にすることが挙げられます。

また、ホームページがきれいだからと言ってしっかりとした優良業者だとは限りません。
現在では数千円できれいなホームページを代行で作成してくれる企業もあるのです。

確かに、このように両方同時に行うとお得なことも多いですが、実際は同時に行う必要がないときがあります。
外壁と屋根ならば外壁のほうが長持ちします。
そのため、無理に同時に行おうとしてまだ必要のない外壁塗装をする羽目になる可能性もあるのです。
しっかりと外壁の状態も業者に任せっきりにしないで確認しましょう。

□最後に

今回は外壁塗装と屋根塗装を同時にするメリット、注意点に関してご紹介しました。
どちらも建物を守る大切なものです。
劣化がひどくなった状態で放っておくと塗装の塗り直しだけでは済まなくなる可能性があります。そうすると時間も費用もかかって大変です。
塗り直しだけで済むうちに悪徳業者に騙されることなくしっかりと修繕しましょう。

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