外壁

相模原の外壁塗装の専門家が解説!アレルギーを予防するための対策とは?

外壁塗装に使用される塗料が原因でアレルギーが引き起こされる可能性があります。
その主な理由は塗料に含まれる有害物質なので、根本的な原因の解決はできません。
しかし、きちんと対策をすればアレルギーを引き起こしにくくなります。
この記事では外壁塗装の塗料が原因で起こるアレルギーの対策法について説明します。

 

□外壁塗装に含まれる塗料の有害物質について

有害物質であるシンナーに含まれている成分で、主に挙げられるものは「メタノール」や「トルエン」です。
これらの成分が人体に影響を与える場合があります。
有害物質は頭痛や吐き気などの症状だけでなく、アトピーのようなアレルギー反応を引き起こす可能性が高いです。
そのため、このような有害物質が含まれている塗料の使用には十分な注意が必要です。

 

□有害物質によって引き起こされる症状

アレルギー反応は人によって様々ですが、吐き気や下痢、頭痛といった健康被害を引き起こすことが多いです。
他にも目のかすみやくしゃみ、鼻水などの軽い症状もあれば、睡眠障害や呼吸困難など深刻な症状を引き起こす可能性もあります。
症状を緩和する薬を服用しても、症状が軽くなるとは言い切れません。
また、シンナーはアレルギー反応だけでなく、中毒症状を引き起こすこともあるので注意してください。

 

□外壁塗装でアレルギーを引き起こさない予防方法

外壁塗装の塗料は水性塗料と油性塗料に分けられ、油性塗料は元々の塗料を薄めるための薄め液を使用します。
この薄め液にはVOCと呼ばれる揮発性有機化合物の放射量が多く含まれているので、シンナー独特の臭いの原因になります。
水性塗料だと臭いはそこまできつくないので、アレルギー反応も油性塗料に比べると、軽く済むかもしれません。

*工事期間中は防毒マスクを使用する

防毒マスクは通常のマスクよりも値段が高いですが、シンナーのきつい臭いに悩まされることはありません。
有害物質を吸引しないようにするには、毎日新しいマスクを使用することを心がけてください。
金銭面での負担を考慮して、同じマスクを毎日使用するのはマスクの効果を薄れさせる原因です。
また、防毒マスクは一般的なマスクに比べて効果はありますが、マスクを着用している時のみしか効果がないので注意してください。
あくまで、一時的な対処法なので、アレルギーの症状がすでに出ている場合は早めに病院に行って診察を受けることをおすすめします。

*工事期間中は別の場所で生活をする

上述したようにマスクの着用は効果的ですが、完全に予防できるわけではありません。
そのため、工事期間中は違う場所で過ごして、工事現場に一切近づかないようにすることが一番効果的でしょう。
他の場所で生活するためには、工事期間の具体的な日程を早めに把握しておくことが大切です。
業者任せにするのではなく、きちんと日程を把握すれば、すぐに宿泊先の手配をできます。
特に乳児は大人よりも有害物質の影響を受けやすいです。
マニキュアに使用する除光液の臭いでも乳児には大きなダメージを与えます。
また、妊婦が長時間シンナーの臭いを嗅ぎ続けると、つわりの症状がひどくなると言われています。
特に、小さいお子様や妊婦がいる家庭の場合は、違う場所で生活することをおすすめします。
母子ともに健康でいるためには、マスクの着用や薬の服用よりも、工事現場にいないことが最適です。

*肌を極力露出しない

シンナーは吸引するだけでなく、直接肌に浸透することで反応が出ることもあります。
シンナーは油脂に溶けやすい性質があるので、皮膚に付着すると浸透しやすいです。
季節にもよりますが、冬である場合は長袖や長ズボン、マフラーを着用することで、見える肌の面積を最小限にするのが効果的です。
また、このような対策があまりできない夏場の工事はなるべく避けると良いかもしれません。

 

□アレルギー反応が出ない塗料

最近では、アレルギーを引き起こさない安全で環境に優しい塗料が多く開発されています。
その中でも、エフフォースターと呼ばれる塗料は上述した揮発性有機化合物の放射量が少ないので、アレルギー反応を起こしやすい方におすすめの塗料です。
しかし、このような塗料はまだ開発の途中段階なので、もちろん安全性は高くなっていますが、過信はできません。
そのため、このような塗料の使用を希望する場合は、事前に業者と相談して健康被害を出さないために対策を万全にしておく必要があります。
対策だけでなく、考えられる身体への影響も含めてきちんと話し合っておくと良いでしょう。

 

□まとめ

上述したような塗料から受ける影響やアレルギー反応にどのようなものがあるかだけでなく、塗料の安全性や対策も把握しておきましょう。
アレルギー反応が起きにくい塗料を使用する際も安全性や、考えられる影響も業者の方ときちんと話しあってください。
また、アレルギー反応が出た際の対処法や効果的な薬も把握しておくことをおすすめします。
事前に十分な知識を持っておくと、身体への影響を最小限にできます。

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