みなさんは、リフォームローンについてご存知ですか。
住宅ローンを聞くことは多いと思いますが、リフォームローンという言葉はあまり聞いたことがない方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、リフォームローンについて解説します。
□リフォームローンと住宅ローンの違いとは？
リフォームローンについてよく知らないという方は多いでしょう。
よく耳にする住宅ローンとは何が違うのでしょうか。
そこでまずは、リフォームローンと住宅ローンの違いについて説明していきます。
住宅ローンは住宅を購入する際に借入するローンですが、リフォームの費用としても使えます。
この2つのローンの違いは、「無担保型」のローンがリフォームローンにあることです。
住宅ローンの場合は、借入するにあたって担保が必要になる「担保型」、リフォームローンの場合は、「担保型」と担保が必要ない「無担保型」から選べます。
この担保型と無担保型には、それぞれメリット・デメリットがあります。
ここからは、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
まずは、担保型について説明します。
担保型はマイホームなどを担保にすることによって、借入金額を多く、低金利で、返済期間も長く設定できるローンです。
この担保型の1番のメリットは、低金利であることでしょう。
また、世帯年収によっても変わりますが、無担保型と比べて借入できる金額も大きく異なります。
次は、無担保型についてです。
無担保型は、担保型と比べて提出する書類が少なく、比較的手続きが簡単です。
また、審査期間も短くて通りやすいと言われています。
基本的に保証人などもいらないため、お手軽にローンを組めることが大きなメリットでしょう。
しかし、担保型に比べて借入できる金額が少ないだけでなく、金利が高く、返済期間も短いという点がデメリットです。
ここまで、担保型と無担保型について説明しましたが、実際にローンを組む際は、どちらを利用すれば良いのか分からないですよね。
ここで注目すべきなのは、工事費用や諸費用です。
担保を登録する手続きの際には、保証料や手数料などでおおよそ20万円程度かかってしまうため、100万円以下のリフォームでは無担保型よりも担保型の方が高くなってしまいます。
そのため、どちらを選ぶか考える際は、それぞれのメリット・デメリットを考慮しつつ、工事費用や諸費用、金利のバランスを考えるようにしましょう。
□リフォームローンの借入までの流れを紹介！
次に、リフォームローンを借入する際の一般的な流れを紹介します。
最初に行うのが、仮審査の申込みです。
基本的にメールフォームや電話等で気軽に行えることが多いでしょう。
申込みをしたら仮審査を行い、仮審査結果を受け取ります。
仮審査の期間は正式審査と比べると短いですが、金融期間によって様々なので、事前に調べておきましょう。
正式審査申込みでは、納付書、源泉徴収表、本人確認書類が必要になることが多いです。
その他の書類を求められることもありますが、基本的にはこの3点の書類が必要になるので準備しておきましょう。
正式審査の結果は、おおよそ3営業日前後でメールや電話にて連絡が届きます。
正式審査が通ると、契約手続きを行います。
消費者ローン契約書、保証委託契約書、口座振替依頼書に署名と届出印を捺印して提出すると、手続き完了です。
指定の口座もしくは支払い先に入金されていることを確認しましょう。
以上が借入までの大まかな流れになります。
借入する場所によって、流れや必要な書類が異なるので、あらかじめ確認をして準備を進めていきましょう。
□リフォームローンで考えるポイントを紹介
ローンを考える際には、金利ばかりに注目している方が多いのではないでしょうか。
しかし、ご自身に合ったローンを探す際は、金利だけでなくその他のことについてもしっかり考えておくことが重要です。
借入できる金額や期間もローンを組む際には重要です。
金額や期間を適切に把握していないと、他のローンが必要になったり、ローンの返済額が多くなりすぎたりしてしまいます。
そのため、借入できる金額や借入期間は事前にしっかりと調べておきましょう。
また、リフォームローンでは担保が必要かどうかも考えておく必要があります。
無担保型、担保型によって金利、金額、期間が異なるので、どちらを使うかしっかりと考えておきましょう。
そして、手数料などの諸費用や団体信用生命保険への加入状況なども把握しておくと良いかもしれません。
このように、ご自身に合ったローンを探すにあたって、様々なポイントがあります。
いざローンを組む際に焦ってしまわないように、少しずつ準備をはじめておくとスムーズにローンを組めるでしょう。
□まとめ
今回はリフォームローンについて説明しました。
相模原にお住まいでリフォームを検討している方は、ぜひリフォームローンを活用して、リフォームを行ってみてはいかがでしょうか。
リフォームについて何か分からないことがある方は、お気軽にご相談ください。
